9月も暑くて、あっという間に過ぎてしまいました。
- 高橋 勝「僕の名はユー」★☆☆☆☆
- 犬の視点での文明批評も発想が古臭く凡庸。現代版「我輩は猫である」は褒め過ぎか。
- 加納 朋子「ガラスの麒麟」★★☆☆☆
- 通り魔に襲われた女子高生を巡る連作ミステリー。なぜか印象は薄い。
- 熊谷 達也 「漂白の牙」★★★★☆
- 動物冒険小説との解説に情緒的なストーリー展開を想像したが、どっこいガツンとくるミステリーだった。次を探したくなった。
- 村上 春樹「東京奇譚集」★★☆☆☆
- このヒトの小説、登場人物がみなかっこ良すぎるんだよね。アメリカに留学、ピアノで小遣い稼ぎ、夫がメリルリンチ勤務、夫の父親はどこぞの開業医、伯父はホンダの役員・・・。ひがみ半分かもしれないが、それでも気になる春樹君。一冊読むと腹いっぱいになるので、ノルウェイやねじまき鳥あたりに手を伸ばすのは当分先でしょう。ましてや1Q84なんていつのことやら。
最近、本当に忘れっぽいので、読後1ヶ月以内に書評ないし感想を書くように心がけますが、あくまで目標ということで(汗)。
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Highslide 快調ですね。
実は、私も使ってます スライドショー等のコントローラーを付けて。