昨日、渋谷の激安床屋の理髪台に座って、ウトウトしながら思い出したものがこれ。
懐かしいと思われたあなたは男性で、しかも40代後半から上の方ですね(笑)。
私は小学生の頃、銭湯に持っていって、石鹸箱の蓋に取り付けて湯船で走らせたり、台所の流しに水を張りプラモの船を浮かべたりして遊んでいました。
ウィキペディアによれば、1967年に発売された当時のものは青と白のツートンカラー。一般によく知られているのは、1971年以降マイナーチェンジされたの赤白カラーだそうです。
私はといえば、モーター部が青くてバッテリー部は白いのが水中モーターだ!と思っていたので、それだけで歳がばれようというもの。正直、赤白のものは見たことがありませんでした。
本家マブチモーターの製品は1997年に生産が中止され、現在はタミヤが復刻版を販売しているとのことですが、個人的には青白でないと感じが出ませんな。
閑話休題。床屋の理髪台で、いい年した初老のオッサンに、往年のヒット玩具を思い出させたのは「音」でした。
最近の床屋さんは、理容鋏より電動バリカンを多用しますね。それも昔からあるAC100Vのカタカタカタという音がする大型のものより、バッテリー式の高速回転タイプが多く使われています。ウィ~ン、バリバリバリ、ウィ~ン、バリバリバリと、いかにも能率よく仕事が出来そうだし、理容師さんも手の疲れが違うでしょう。
で、その耳元でウィ~~~ンと響く回転音が良く似ていたのです。水中モーターのスクリューが回る音に。
おっと、このバリカンにはマブチモーターが使われているのだろうか・・・
水中モーターなんて知らねぇだろうな、この理容師さん、若いから・・・
・・・などと考えているとウトウトして頭が傾き、理容師さんに直されるのでした。