その昔,手帳に書きとめておいた言葉。(加藤九祚著「中央アジア歴史群像」より)
- 中央アジア住民のことわざ
- ・つらい日々でも大切にせよ。ひとたび去れば,それもまた二度と帰らない。
- ・浅い川は音をたてる。深い川は静かに流れる。
- ・悲しむ人の沈黙は,話す人の言葉より響く。
- ・出来ることなら笑顔で屈託無く生きよ。喜びが過ぎ去るとしても,つらさもまた永遠ではない。
30代の頃,新聞,本,雑誌などで印象に残った言葉や記事を手帳に書きとめておく習慣,と言ったら大げさですが,暫く書き続けていたことがありました。データとして古くなってしまったものが多いですが,今でもたまに読み返すことがあります。一昨年8月に書いた「教えて欲しい番号」もそこからの引用でした。
さて,何を言わんとしているか。ハイ,そうです。これから先も話題に詰まったとき,その「黒い手帳」の力を借りることがあるでしょう。紙の手帳からネット上のサーバーにデータを移すかの如く。