「新しい風,ジョイントコンサート」のプログラムより(主催:広島ギター協会)
■ジョンゴ ベリナティ
ブラジルのギタリスト兼作曲家パウロ・ベリナティ(1950~)によるこの作品は元々独奏曲として出版されたが,後にベリナティ本人の編曲で二重奏として出版された。ジョンゴのリズムに乗ってギターのボディをパーカッション代わりに叩くところが印象的なこの曲は,ギターデュオの代表的なレパートリーとして多くのギタリスト達に愛奏されている。
昨日は久々にギターのコンサートに行ってきました。広島の若手ギタリスト3人によるソロ,デュオのプログラムでした。第1部のソロは難解気味?の現代ものが多くてやや退屈でしたが,後半のデュオは聴かせどころ充分で,素晴らしいテクニックと併せてとても楽しめるコンサートでした。
そのなかで印象に残った曲がベリナティの「ジョンゴ」。リズミカルでエネルギッシュな私好みの曲で,途中,ギターのボディをボカスカ叩く部分があり,高価なギターでは演奏できないだろうなと思ったりしました。YouTubeに「いちむじん」の演奏があったので聴いてみてください。5:14(注意:拍手の音がかなり大きいです。)