先週、2回目のワクチン接種を受けましたので、その報告と感想です。
まず、ワクチン接種について今までの流れを簡単に。
大規模接種では、国や自衛隊が本気を出して予算と人員、ノウハウを投入した事業の見本を見た気がしました。
地元自治体には申し訳ありませんが、元々せっかちなので当初の予約より1か月早く終われたのは心身ともにありがたかったです。
1回目と同じく大手町の大規模接種会場で受けました。
問診の先生が女性だっただけで、接遇や手順は1回目と全く同じ。
前回よりも空いていたし、スタッフとシーケンスにも磨きがかかっていたのか1回目より10分短縮して約50分で終わりました。
この会場は開設後約1.5か月ですが、さすがダレた様子は全く見られず、規模こそ違え全国どこでもこのレベルでいければ何の問題も無いんだろうな〜と思ったりしました。
まあ、ある意味とても特殊でハイレベルな会場と分かっちゃいるんですがね……
1回目の接種後に2日間寝込んだことは前回書きました。
今回も、症状の傾向は同じながら「短期集中型」とでも言うべき副反応があって往生しました。
早い話、翌日丸一日、具合が悪くて寝込んでいた次第です。
発熱はしましたが回復は早かったし、その後はむしろ調子が良いくらいなので、やはり病気による不調とは明らかに違うと感じました。
ですのでこれから接種を受ける方には、「副反応はあると思ってください。ただし過度に恐れる必要はありません」と言わせていただきます。
(ドヤ顔すな笑)
話は少し戻りますが、2回目接種を受ける前にいつも胃薬をもらっているクリニックの内科T先生に1回目の副反応を話してアドバイスを求めました。
患 者「2回目接種目前で慄いている高齢者に何かお言葉を」
T先生「あ、痛み止め出しとくから頑張ってね!」
患 者「へっ?」
……いやいや、結論はそうかもしれないけど、最近一番信頼している先生ではありますけど、敢えて言わせていただきます。
もう少し言い方ってものが……
オホンオホン、
念のため付け加えておきますと、「そこそこ副反応が出るということは確実に抗体が作られている証、そういうことです」と医師ならではの申し添えはきちんとありましたので。
接種後の症状が頭痛、発熱、倦怠感程度であれば、ワクチンに身体が良く反応して抗体価が上がり免疫が確実に作られていると思っていい……、そういうことらしいです。
これには不肖筆者も納得しました。
副反応は若い人の方が出やすいという最近よく耳にする通説とも符合するし、第一、注射そのものや厄介な病気に立ち向かう気力が湧くではありませんか。
接種の翌日は正直言って辛かったけど、症状は一過性。
しかも免疫を獲得する代償のようなもの。
だから仕方ないっしょ……
……以上です。
まあ、終わったから言えるのですがねw
個人的なワクチン接種については、上に書いたことが全てで特に付け加えることもないので、現時点の漠然とした気持ちだけ書きます。
今日の報道によれば、現状はワクチン供給量を接種能力が上回りワクチン不足になっているらしく、自治体から今後への懸念の声が挙がっているそうです。
そんな報道に触れるにつけ、偉そうに言い方にはなりますが、
国、自治体、職域接種を進める企業や団体、接種を担う医療関係者、接種を受ける側の個人々々、それぞれがこのたびの新型コロナ禍では、皆初めてのことをやっているわけです。
だから問題が起こらないはずはありません。
また、ワクチンが外国企業頼りだったり、世界の感染状況はもちろん国内情勢や医療体制も日々刻々変化し、併せてオリンピックも挙行しようとする中で行われている今回のワクチンプロジェクト。
何のトラブルもなくスムーズに進む方がおかしいでしょう。
だからこそ、感染率を低く抑えながら(諸外国と比べて)ここまでやって来られていること自体立派なことだし、現状にしても決してワーワー騒ぐような事態ではないと思います。
この先もマスコミは、不確かな情報発信や針小棒大な報道を続けるでしょう。
でも冷静沈着、合理的、かつ粛々とこの事業が続けられるなら大多数の日本人はついて行くだろうし、結果として「集団免疫が形成されたとみられます」と公的機関から明るい発表がある日もそう遠くはないはずです(梅雨明けみたいな)。
もちろん地域毎、時間差があり統計的にしか確認できないものと想像しますが、その日が来るのが実に待ち遠しい!
*****新型コロナワクチンシリーズは、本稿で終了です*****