このゴールデンウィーク明けから高齢者に対するワクチン接種が始まっています。
当初からの各自治体による個別接種に加え今週から自衛隊を主体とする大規模接種が東京、大阪で始まるなど、いよいよ本格的な動きになってきました。
ちなみに個別接種ではファイザー社、大規模接種ではモデルナ社のワクチンが使われ、いずれも筋肉注射だそうです。
各メディアの論調は、例によって「遅い!」、「もっと要領よくできないのか!」、「諸外国と比べて…」といった非難や揶揄が大勢ですが、筆者個人としては、現在の政治体制と法制度の縛りの中、また有事と言ってもよい状況に世論も混乱する中、誰もが未経験の一大事業がそれなりに着々と進んでいると思います。
またワクチン接種会場での現場作業やその裏方となる方々、突然駆り出されてさぞ面食らったであろう自衛隊の協力には頭の下がる思いでいっぱいです。
本当にお疲れさまです。お世話になります(._.)。
そんな中で今回は、備忘のために筆者(一応65歳以上の枠内)の接種予約の状況やこの段階での思うところを書いておくことにします。
1.地元自治体から接種券が届く
- 5/12(水)に住んでいる区から郵送で接種券と問診票が届いた。比較的早い方らしい。
- ニュースで聞いていた「連休明けごろ」、事前にポスト投函されたパンフの告知どおりに届き、(フム、我が自治体も頑張っとるな)と思った。
2.パソコンから接種予約を入れる
- 接種券を受け取った日の夜にパソコンから予約を入れた。
- 予約サイトへのアクセスや接種券番号などの入力は、少しも滞ることなくスムーズに行えた。
- ただしゲットできた予約は、早い日程を確保するため少し遠い会場を選んだにもかかわらず1回目7/16、2回目8/6。(2か月先かよ!、やはりこんなもんか~)というのが正直なところ。
- 注射の打ち手不足、接種要請に応じる開業医が少ない等々、ボトルネックがあるようだ。
- 今後、打ち手として医学生や歯科医、薬剤師などに範囲が広げられれば、接種可能枠が増えもっと早い日取りで予約可能になるだろう。
- 適切な表現ではないかもしれないが「総力戦」に突入せんとする状況だが、お上に強制されたり法律でがんじがらめにならずとも必ずこの局面は乗り切れると思う。理由は一言、我々は日本人だから。
3.大規模接種の予約が始まる
- そうこうしているうち、国による大規模摂取の予約が5/17(月)から始まった。東京地区の会場は大手町の合同庁舎、接種の主体は自衛隊とのこと。
- 過去に何回か行ったことのある建物だし、自衛隊の運営ということで大いに興味が湧く。
- なんと言っても我らが自衛隊の出動だ。頼もしいし勇気づけられるではないか。
4.大規模接種の予約が取れた
- 自治体より早い日程が取れるならと思い、外回り営業の合間にiPadから防衛省の予約サイトにアクセスしてみた。
- 思いのほか簡単に1回目5/28(金)の予約が取れ、正直言って拍子抜けした。
- ただしその時点の画面では、「1回目の接種後でないと2回目の予約はできません(意訳)」と説明されていた。また、「こちらを希望するなら、自治体の予約は取り消してください」と二重予約は厳に慎むよう注意喚起があった。
- 接種を受ける側としてこの時点で、(1)3週間後とされる2回目の予約はどうすればよいのか、また、(2)1回目の予約完了の確認通知が来ない。
- 2点の不安が残った。
5.二重予約をどうするか
- 現在、自治体と大規模の二重予約のまま保留してある。先述のように大規模側の2回目予約が不安だからだ。
- ところが今日、同じサイトを確認すると「2回目の接種日時については、センターにてお伝えします」とあり、大手町の接種会場で教えてくれるらしい。
- ならば自治体分はキャンセルするかとも思ったが、考えてみれば7/16は7週間後、ずいぶん先だ。
- 時間的スパンから考えて、大規模での1回目接種後のキャンセルでも自治体に迷惑をかけたり、ワクチンを無駄にすることはなかろうと判断した。
6.まとめ
…ということで今日現在、大手町の合同庁舎での1回目接種待ちという状況です。
接種自体は副作用が若干不安だったり、滅多に顔を合わせることのない自衛隊の方々とお会いするのは不謹慎ながら楽しみだったりして、正直なところ複雑な心境ではあります。
なにせ接種する側も、される側もお互い初体験であるこの状況
注射してもらう側としてはあくまで謙虚で紳士的に、そして会場で尽力されるスタッフ諸氏への敬意を忘れることなく大手町に向かおうと思います。
以上、本日までの状況報告でした。
続きは後日書きます。