今週の前半にPCR検査を受けて、結果は「陰性」とのことでした。
とりあえずホッとしています。
方式としては、病院やクリニックに行くのではなく、検査キットを自宅に送ってもらい検体として唾液を採って送り返すタイプを受検しました。
◆ 東京TMSクリニック / 新型コロナウイルスPCR検査(自費検査)
スケジュール的には、月曜にサイトから申し込み、火曜に届いた検査キットで唾液を採って水曜に返送、木曜にはメールで結果が送られてきました。
思い立ってから中2日は、意外に速かったです。
ちなみに検体を入れた容器の輸送には同封されたレターパックを使いますが、日本郵便は今年1月から「不活性化」と「三重包装」を検体取扱いの条件としているため、不活性化用の薬剤と密封袋が同梱されていました。
◆ 日本郵便 / 新型コロナウイルス感染症のセルフPCR検査の検体の取り扱い
ある意味当然ですよね。
罹患すると命に関わる恐れのあるウイルスが入っている可能性がある危険な郵便物なんですから。
こんなところからも現場で働く方々のご苦労が想像されます。
なぜ、この時期に受けようと思ったか……
そんなところです。
ホッと一安心したところで、今さらですが良い機会なので、コロナ関連の知識を仕入れようと思い立ちました。
正式な病名とウイルス名はこんな感じ。
COVID-19の「CO」は「corona」、「VI」は「virus」、「D」は「disease」の意味となる。
一方、ウイルス名については、国際ウイルス分類委員会(International Committee on Taxonomy of Viruses:ICTV)が2月7日までに、SARS(重症急性呼吸器症候群)を引き起こすウイルス(SARS-CoV)の姉妹種であるとして「SARS-CoV-2」と名付けている。
日経メディカル / NEWS & REPORTより
「COVID-19」は、例のWHOテドロスさんが発表した場面が印象にあって覚えていましたが、ウイルス名までは知りませんでした。
そもそも今回の新型コロナは、2000年代初期に流行ったSARSの亜種なんですね。知らなんだ汗。
まあ日本人的には、「コヴィドナインティーン」よりシンプルに「コロナ!」の方が発音し易く覚え易いし、ワンフレーズの方がこの病気の、ウイルスの、危険で切迫したイメージが湧き易いと思います。
ウイルス名の方は、そもそもなんて読んだらいいのか分からないし。
「サーズコヴトゥー」ですか?
しかし、「ピーシーアールってなに?」と聞かれて即答できる人ってどれくらいいるのでしょうか。
筆者はもちろん、「エ〜ッと……」の口ですが(汗)。
◆ PCR:Polymerase Chain Reaction(ポリメラーゼ連鎖反応)の略(Wikipedia)
さらに、分り易いサイトから引用してみます。
PCR検査とは
検査したいウイルスの遺伝子を専用の薬液を用いて増幅させ検出させる検査方法です。
鼻や咽頭を拭って細胞を採取し、検査を行います。感染してから発症する数日前より検出可能とされています。主に体内にウイルスが検査時点で存在するかを調べるときに用います。
感度は約70%程度と言われており、検体採取をした場所にウイルスが存在しなかった場合などは感染していた場合でも陰性となってしまう場合があります。
そのため検査機関によってはウイルスを検出できなかったケースを「陰性」とはせず「検出せず」と表現する場合もあります。
フム、上のポリポリ……、ポリメラーゼ連鎖反応というのが「ウイルスの遺伝子を専用の薬液を用いて増幅させる」技術で、それを用いて最近一番ブイブイ言っている憎っくきウイルス「SARS-CoV-2」を検出する検査らしいです。
要するに、検出しにくい極微小なものでも数を増やせば楽に見つけられる……、そんな理解で合っているでしょうか?
……ああしんど。
現在、日本国内では新型コロナ感染症の蔓延が第4波に突入しつつあります。
改めまして、医療の最前線で戦っている方々、そのバックグラウンドを支えている方々、そしてPCR検査のような医療の基礎となる技術の研究、開発、運用をしている方々ほか、人間の生命と安全を守ろうと懸命に頑張ってくだっている皆さんに心から感謝申し上げます。
ありがとうございます。
……それしか言えません。
今回もらった陰性の結果はあくまで現時点のものです。
ウイルスは、当然ながら普通の人間には見えないし、見つけることもできません。
だから常に意識を高く持つ必要があります。
今後もあくまで気を抜かず、感染しない・させない・広めないための努力と気遣いを更に続けようと思います。
ワクチン接種の早期完遂と本格的な効果発現に期待しつつ……