原爆は核分裂のエネルギーを使った爆弾。それに対し水爆は、核分裂と核融合両方のエネルギーを利用するため、その威力は原爆の比ではないそうです。
原爆が悪魔の兵器とすれば、水爆は悪魔ですら遠巻きに避けて通る道路によくあるアレみたいなものかもしれません。
つい最近、日本近傍の某悪名高い国がその悪意に満ちた兵器の爆発実験に成功した、と発表しました。日本でもマグニチュード5.1を観測したその実験は、他国への事前通告はなく友好国の某中国(アワワッ!)にも断りなしだったそうです。
あな恐ろしや〜。
ご承知のようにその国の指導者は、1982年生まれという異例の若さとブッ飛んだ髪型で有名な人です。一度見たら悪夢にうなされるようなそのヘアスタイルがメタボ体形のカモフラージュ目的だとするなら、十分過ぎるほど成功はしていますが。
しかし、一国のリーダーとしてはいくら何でも若すぎますよ。しかも親の教育が行き届いてないことは明らかで、着任早々気に入らない家臣を死刑にしまくるわ、弾道ミサイルを人工衛星と称して撃ちまくるわ、挙げ句の果てが近所迷惑を考えない水爆実験ですから呆れます。
その昔、発明家エジソンは言いました。
「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」。
至言ですね。
彼の天才が、生まれついての天才なんていない、と言っているんです。同様にそれは、生まれついての指導者なんていない、と言い換えられましょう。たとえその資質に恵まれていたとしても、99%に相当する学問や苦労なくしてリーダーになどなるべきではありません。また、何かの都合で不適格者を担ぎ上げるなどもってのほかです。
されど結果的にそうなってしまっている以上、ブッ飛び頭の彼が、国民を守り幸せにするというリーダーの一番大事な役割を忘れていないことを願わずにいられません。
なにしろ共和国を名乗るその某国は、実質的な絶対君主制の国なのですから。