Categories: 本/書評

往来堂書店でほっと一息

 秋晴れの空は高く、暑さ寒さもちょうど良く、空気はカラッとしたわたし好みのソレ。

 今日は自転車で、以前から気になっていた千駄木の「往来堂書店」を訪ねてみました。そこは大型書店ではなく、最近少なくなったいわゆる”街の本屋さん”です。

 外観こそごく普通の何気ないお店ですが、期待どおりとても居心地の良い、立ち読み甲斐のある本屋さんでした。それほど広くないL字型の店内の棚と平台を1時間かけて全部眺めて、結局、入店前の予想に反して3冊買い求めて帰ってきました。

 同書店のサイトには、現店長が先代店長の言葉として「棚は管理するものではなく、編集するものである」と掲げています。

 いい言葉ですね。

 実際に見せてもらって、店員さん達が真摯に実践されていることが感じられました。

 貴重な本屋さんだと思いますので、是非一度お尋ねください(珍しいお名前のO店長さんは、たぶん私の某筋の知り合いのご子息でいらっしゃると思います。今度行ったら勇気を出して声を掛けてみようかな)。

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