一昨日、11月3日文化の日は、学生時代の同窓会がありました。
4年前に開催された初回のときは広島赴任中だったため、私としては36年ぶりのクラスメイトとの再会でした。
会場の某会館には、それぞれ過ごしてきた三十数年の歳月を身にまとった貫禄十分の50代後半のオッサンが約70名。ガチガチの工学系につき女性は皆無という色気のない集まりでしたが、それはそれ。良く言えば男の世界ってやつ。
皆さん、多少漂よい始めた加齢臭をものともせずに、仕事のこと、家族のこと、健康の話題、来られなかった人達の消息、それにお約束の髪の毛問題などなどでそれは盛り上がり、二次会を含めてとても楽しい至福の時を過ごすことが出来ました。本当にアッという間に4時間経っちゃった。
不思議だな〜と思ったのは,どこの誰だか全く分からないほど外見が変わってしまった人でも,話をしてみると学生時代の印象とほとんど変わっていない、そういう人が大半だったということです。
昔から人が良いな〜と感じていた人はとても良い年の取り方をしていたし,ニヒルだった人はニヒルなままだし,斜に構えた人は相変わらず斜に構えっ放しで,口が悪いやつはいつまでたっても口が悪い。
結局,人間が持って生まれた性格や本質、醸し出す雰囲気などというものは、余程のことがない限り変わるものではない,という感じを強く持ちました。
次回は4年後。地球の裏側リオデジャネイロでオリンピックが開催される年の再会を約束してお開きになりました。60歳のオジン達が集まる次回同窓会は,「年金」,「孫」,「お墓」あたりで盛り上がるのでしょうか(笑)。
それはそれで楽しみです。