Categories: 雑記

ソーラー電池腕時計

最近,ソーラー腕時計を買いました。

いきなり話は逸れますが,ちょっと前の新聞の投書欄に,入院患者の臨終に立ち会った医師が,涙に暮れる家族を前にして携帯電話で死亡時刻の確認をするのはいかがなものか,という投書が載っていました。

「そういう厳粛な場面では腕時計だろが」という怒りを含んだニュアンス。

しからば、ポケットから取り出しておもむろに蓋を開けたのが懐中時計だったらどうなのかとか,スウォッチみたいに奇抜なデザインの腕時計だったらとか,ディズニーウォッチはとか、いろいろ想像が膨らみました。

閑話休題
不肖私,腕時計にはあまり縁がなくて,買ってもすぐ壊れる,失くすなんてことが続きまして,ここ2年ばかりは件の医師のように携帯を時計代わりにしておりました。

そこへ思い出したように買ったのがソーラーウォッチ。

なんてったって腕時計は、携帯と違ってワンアクションで時間が確認できるし,だいいち格好良かろうと、急に思い立ってヨドバシカメラへ急いだのです。

時計売り場で最初に目に留まったのがALBA SOLAR。

ソーラーとは太陽光利用なり。無尽蔵の天然エネルギーにより、電池交換などという陳腐な経常的負担なしの素晴らしい技術。もうこれしかないだろうと一発購入しました。

そして買ってから気づきました。ソーラーは、常に太陽光に当てていないと止まってしまうのではないかと。

最初のうち、仕事中は外して「誰でも充電は必要さ」とばかりに日の当たる窓際に鎮座させておりました。でも悲しいかなプチボケの昨今、そのまま置き忘れて帰ること数回。

いったい何のために買ったんだか。

最近はあきらめて腕に嵌めっぱなしにしています。それでも蛍光灯の光で律儀に動き続けるジャパニーズブランドウォッチ(ただしB級)は、どこぞの異国で作られたものかも知れないが、その高性能は素晴らしいです。当たり前なんて言っちゃいけない・・・

いつものようにどうでもいい話でした。

hideandseek

View Comments

  • 「自動巻き」の初期は、気のついたときに、腕をブンブン振り回す、と言う
    一体、何をどう「自動」にしたのか多少疑問の残るものでしたね。

  • そういえば学生の頃は、腕時計をしばらく振るのと時間を合わ
    せるのが月曜朝の儀式でした。
    「リューズの見えない自動巻き~♪」なんていうCMソングも
    ありましたよね。
    昔のことはよく覚えているんですけど・・・(笑)

Recent Posts

4コマのショートストーリー|スロウではない風味の

伊坂幸太郎さんの短編集「逆ソク…

2週間 ago

秋雨前線が抜けた朝|自衛隊と濡れ落ち葉の掃除に共通するもの

通勤時、駅まで歩く途中にとある…

1か月 ago

落とし物を預かってHMVほか意外な気付きがあった

路上に落ちていたあるものからち…

2か月 ago

ギターの神様Vol.20_ジョン・ピザレリ特集

ギターの神様シリーズの20本目…

3か月 ago

早朝ウォーキングで出会う景色|残暑お見舞い申し上げます

暑中と残暑の境目が気になるこの…

3か月 ago