頭が悪い人が使っている日本語三選
とのこと。
多摩大学名誉教授の樋口裕一さんが、言い切っておられた。
◆ 頭の悪い人が使っている日本語、納得の「3つのフレーズ」とは?/DIAMOND ONLINE
まさにモヤモヤしていたことだった。
そして反省した。
自分も無意識に使っているかもしれない。
2は、さすがにそのままではないが根拠の薄いいい加減な表現は無意識に使っている気がする。
頭は悪いけど、頭が悪い人に見られたくない。
この年でも見栄はあるのだ。
そして、付け加えたいものもあった。
○○がいったい何を売っているのというのだ。
○○が売られている、○○を売っている、もしくは○○が店頭に並んでいる、ではないのか。
このモヤモヤもめちゃいやだ。
……もとい、主語、述語をはき違えた言い方が鼻についてイライラする。
さらに……
OK又はNo problemの意味と思っていたら、最近は否定や拒絶にも使われるので油断できない。
いつから幅が広がった。
それ以前に、是と否のどちらともとれる表現を広めちゃダメだろう。
相手を傷つけない配慮という近年の風潮が言葉にも影響していると思うと気持ちが悪い。
はっきりせい、と言いたい。
ところで以前も書いたが、クリーニング屋に洗濯物を持って行き、「水洗いで大丈夫ですか?」と聞かれたことがある。
家事も手元も不如意な筆者は、「それが分からないからプロに預けに来たんだが」と答えて怪訝な顔をされた。
店員は水洗いの了解を得たかったのだろうが、重要な許可を求める場面で「大丈夫」のように幅広な言葉は不適切だろう。
言葉の選び方がなっていないし、そもそも洗濯受付のプロとして甘い。
適切な日本語で応対すべきと気付いてくれればいいのだが。
…………言い出すときりがないのでこのくらいにしておきます。
日本語に纏わる日頃のモヤモヤがいかに多いか再認識しました。
言葉は、時代と共に変化するものと頭では分かっていても、違和感のある表現や言い回しに出会うと戸惑ったりムッとしたりするものです。
このところ35℃の日が続いていますから、立て板に水とはいかなくても涼を誘うような喋りが出来ればいいですね。
ソフトモヒカンがかっこいい高尾先生や京都弁が聞く人を和ませる大原千鶴さんのような……
おしまい