この10月6日から、iPhone(8以降)でPASMOが使えるようになりました。
iPhoneのApple Payに登録できる交通系ICカードは、これまではJR東日本のSuicaに限られていたが、2020/10/06からサービス範囲が拡大され、関東エリアの民鉄系ICカードPASMOも登録できるようになった。
同民鉄系のバス路線も登録可能なのがSuicaとの大きな違い。
ちなみに名称は、この3月に先行して対応が開始されたAndroid版のPASMOでは「モバイルPASMO」だったが、今回のiPhone版は「Apple PayのPASMO」とのこと。
(筆者まとめ)
さすが独自路線のApple社。名前にもとことんこだわりますな。
さて筆者の場合、日常的に使う路線は、民鉄系の東急鉄道と同路線バスなのでSuica定期券は使えず、これまではPASMOをメインのICカードとして通勤や買い物に使ってきました。
つまり、ICカードとスマホは依然として別持ちだったので、Amdroidスマホに一歩先を行かれて、iPhoneユーザーとしては悔しさムンムンでした(笑)。
そんなところに今回のサービス拡大ですから、取るものもとりあえず昨日さっそく手元のiPhone8にPASMO定期券を登録して、PASMOカードが不要になりました。
なので今朝の通勤からは、サッと取り出したiPhoneでサクッと自動改札を通過して快適快適。
もっとも通過初回は、例の「ピンポン!」でダメ出しが来やしないかと、ドキドキでしたがね(笑)。
ちなみに、筆者の場合iPhoneとApple Watchをセットで使っているので、AWの方にPASMOの機能を移して使うこともできます。
でも、それはやめておきました。なぜなら、AWと自動改札は相性があまりよろしくないのです。
細かい話は割愛しますが、AWを右腕に巻かないといけないとか、改札機への当て方にコツがいるとか、意外にイマイチな使い勝手を過去に経験しているので、君子危うきに近寄らずということですな。アハハ・・・
アハハはいいとして・・・
しかし、この状況をよくよく考えてみると、身の回りのスマホ一極集中がさらに一段階も二段階も進んだことになります。以前に増して注意しなくちゃいけませんね~。
ちなみに現在、筆者がiPhoneに取り込んでいるものを挙げてみると、すごいことになってます。
個人データなどのデリケートな情報ばかりでなく、金銭も直接スマホにチャージするので、万が一紛失や故障したときのダメージは計り知れません。ヒヤヒヤ。
お恥ずかしい話ですが、齢六十半ばの筆者は最近、外出先でトイレを借り、用が済んで外に出て、数歩歩いて手持ち無沙汰なことに気づき、(アワワッ!)と慌てて個室に取って返す・・・、なんてことがたまにありますから。
夢夢警戒を怠ることなかれ〜、ですね(大汗)。
まあ、そうは言ってもリスクを補って余りあるメリットのためにスマホを持ち歩くのですがね。
「便利さを手に入れれば、何かを失う」
「簡単に得たものは、失いやすい」
技術の進歩、先達の偉業と労苦に敬意と感謝を表しつつ、なおかつ緊張感を切らすことなく、しばらくはこの便利さを享受するとしましょう。