近所の小学校の外周フェンスに、子供たちの作品が展示されているのを見つけました。
卒業制作のものらしく、一点一点の個性豊かなデザインが微笑ましく、それぞれがエネルギーに溢れているし、添えられている言葉がまた秀逸でクォリティの高さに驚きました。
通りすがりにチラ見するだけではもったいないので、いくつか紹介します。
日本の人口はすでに減少傾向で、人手不足は慢性的になりつつあるし少子高齢化も今後は加速度的に進むようです。
今の世の中、先が見通せない、頑張っても良くなる気がしない、なんとなくイライラする、みたいな雰囲気が漂い、最近報道されることの多い子供の虐待やDVのような非人間的な行為の背景には、そんな時代の空気があるような気がします。
そんなときだからこそ、自分がかつては子供だったこと、子供の頃に見たものや感じたこと、嬉しかったことや楽しかったことなどをたまには思い出せるような余裕が欲しいし、またそんな余裕が持てる世の中を次世代の子供たちに引き継いでいかねば、と心底思います。
・・・小学生の作品からそんなことに思い至るとは、「老いては子に従え」ということわざの”従う側”に回ったってことなんでしょうね。