公的年金の支給開始年齢は段階的に引き上げられつつあり、筆者の年代は62歳からでないと支給が始まりません。
すなわち定年退職から年金支給開始まで少なくとも2年間は働く必要があるわけですが、退職してしばらく後に同じ分野の会社に再就職することができ、おおむね順調なまま現在に至っていますので、幸運かつ有難いことだと思っています。
さて、そんな背景から勤労環境、生活環境が大きく変化したこの一年、昨年の今頃と比べて何がどう変わったのか、何が変わっていないのか列記してみました。
- 仕事関係
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- 新しい仕事での立ち位置は、会社の主力業務を支援する側であり、前職より幾分、というより格段に気は楽である。
- とは言え入社当初、仕事の中身については暗中模索だったが、求められていることとやるべきことが大まかに見えてきたので、二期目には僅かづつでも貢献度を上げて行きたい。
- 周囲の方から前職場で培ったスキル、ノウハウ、人脈等々を尊重してもらえるのはありがたい。少ない飯の種を小出しにしながら謙虚に働けば、良いこともあるだろう。
- 一方、前職場のかわいい後輩たちの苦労が手に取るように分かるので、今もってとても気がかりである。諸君、ストレスは溜めるでないぞ。居酒屋でダメダメな先輩を肴に気勢を上げ解消してくれたまえ。
- 生活関係
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- 通勤時間が変わり、月〜金の朝が約30分早くなってちと辛い。
- 超勤命から生産性重視の文化へ。退社は3時間程早くなり、団体飲み、一人飲みとも増えた。
- 介護から解放されたこと併せて、休日の時間は自由に使えるようになった。お陰様で緑ギタークラブからお誘いをいただき昨年8月に復帰した。ありがたい。
- 遺産相続協議と関連する手続きが一応済んだので、これからが本当の「終活」である。モチベーションは、「身軽な身体でサヨナラを」ということで。筆者の場合、健康寿命はあと何年残っているのだろう・・・。
- 身体関係
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- 腹が出て今までのスーツが合わなくなった。
- 体重増加と脚の筋力低下で階段がキツい。
- 肌荒れ、蕁麻疹など皮膚関係の疾患が一気に増えた。
- 記憶力は減退する一方(特に人の名前が覚えられないし出てこない)。
- 毎年1~2回起こっていた頑固な咳は、今のところ起こっていない。
以上、特にまとめも落ちもありませんが、定年退職後の生活は、概ね順調というところです。