手近な神社仏閣をお参りして御朱印をいただく趣味も相変わらず続けていますが、何かテーマを持つと数多ある神社や寺も一段と巡り易くなるものです。
例としては、「五色不動」(東京紅團:江戸五色不動散歩)や、各地にある「七福神」など。
筆者が次に目指しているのは「准勅祭社」でありまして、いろいろ調べてみると「東京十社」に「大国魂神社」「鷲宮神社」を加えた十二社と考えれば良さそうです。
【准勅祭社と東京十社】
(以下は、諸サイトの記述から筆者が再構成した解説につき、正確性に欠ける恐れがあることをご承知ください)「准勅祭社(じゅんちょくさいしゃ)」とは勅祭社に準じる社格で、明治天皇により明治元(1868)年に東京の鎮護と万民の安泰を祈る神社として東京及び近郊の主だった十二社が制定された。
しかし明治3(1871)年には早くも廃止され、制度としては一時的なものに終わった。その後、昭和50(1975)年に昭和天皇即位50年を奉祝して東京23区内の旧准勅祭社10社を巡る東京十社巡りが企画された。それが観光的要素を色濃くした「東京十社」として現在に至っている。
なお、旧准勅祭社のうち東京都府中市「大國魂神社」と埼玉県久喜市「鷲宮神社」の2社は、東京23区内ではないので外されたため十社となった。
ちなみに勅祭社とは、祭礼に際して天皇により勅使が遣わされる(これを勅祭という)神社で、現在では終戦により廃社となった朝鮮神宮を除く16社とされている。
以下が旧准勅祭社(☆印は、既に参拝済)で合計十三社になっていますが、事情は後述を参照してください。
※品川神社(旧北品川郷稲荷社)か荏原神社(旧南品川郷貴船社)のいずれかですが、現在双方とも准勅祭社を名乗っています。「猫のあしあと」より引用。