10年来の難聴と耳鳴り(左耳)が旧盆頃からひどくなり、とても不快かつ仕事などで不自由を感じるので、今回は文京区小石川の漢方薬局を訪ねてみました。
なぜ漢方なのかを説明しだすととても長くなるので、ここでは、耳に関しては西洋医学の限界を感じ、歴史と伝統の漢方に光明を求めた、としておきましょう。要は、治してくれりゃAnything OK!ってのが本音です。
…で、処方してもらったのが「苓桂朮甘湯」というもの。
(リュウケイジュツカントウ)と読むらしい。
実は、本格的に漢方薬局で薬を求めるのは今回が初めてで、どんな対応なのか少し不安でしたが、にこやかな薬剤師Sさんが当方の症状から体調、病歴、生活習慣まで事細かに話を聞いてくれ、「これが良いと思います」と出してくれたのが前述の処方薬でした。
いわゆる煎じ薬で、1包を240mlの水で半量になるまで煎じ、煎液を食間に飲むようにとの指示。早速飲んでみたところ桂皮が入っているだけに強烈なシナモンの香り。それに甘草のせいか甘い!
漢方薬、煎じ薬は苦いもの、という先入観は見事に裏切られ、今のところ一日3回、美味しくいただいています。
さて、これで効果が出れば言うことなしですが、結論は、一週間分を飲みきってからにしましょう。なにせ10年来付き合ってきた難聴ですから、そう簡単にはいきますまい。