写真は職場内で偶然見つけた某政府機関の広報誌。内容は官製の冊子らしく固いもので,パラパラと数ページ見て閉じてしまいましたが,自転車のイラストが美しい表紙には思わず惹きつけられました。
作者はイラストレーターの木村桂子さんで、本の表紙や挿絵を数多く手がけている高名な方だそうです。夢のある暖かい雰囲気の絵を描かれますね。水彩というのでしょうか。
【東京イラストレーターズ・ソサエティ】
【Keiko Kimura】
自転車をモチーフにした木村さんのイラストをもう一つ見つけました。
【フェリシモ文学賞ー奥付け】
方向性は変わりますが、自転車のイラストといえばフランク・パターソン。学生時代に彼の描く世界に憧れたことがありました。
【フランクパターソンの世界】(紅茶専門店 TEAS Liyn-anのサイト)
イギリスは気候,風土や地形的条件によるところが大きいと思いますが,パターソンのイラストに描かれたようなどこまでものんびり,ゆったり自転車が走れる道が日本にもたくさんあればいいですね。
安上がりだからとか浮ついたエコブームからではなく,特に都市部での自動車に代わる中距離の移動手段として、もっと自転車が定着することを願っています。