思い起こせば近視で学生時代にメガネを掛け始めて、半世紀近くメガネのお世話になってきました。
一番最初にメガネを作った45年ほど前(我ながら昔だ!)は、ちょうど従来からあったセルフレームに加えてメタルフレームが普及し始めた時期でした。
当時からミーハーだった筆者は当然流行りものの方を選びましたが、レンズはまだガラスで重さがある程度あったので、一日の終わりには鼻の付け根が痛くなった記憶があります。
さて今日は、筆者の最近のメガネ事情について。
近視、乱視、老眼をカバーするために、この頃は遠・中・近・短を織り交ぜて全部で3本を使い分けています。
1.遠くを見る用(運転用を兼ねる)
- 作って5年くらい。もともと遠近両用として作ったが、「近」は眼に合わなかったので専ら「遠」の場面で使っている。
- 3本中、一番度が強い。近くはボケボケ。家でテレビを見るときと車を運転するときに掛ける。
- 縁なしフレームで軽くて良いが、レンズ自体にビス止めされた金具が視界に入るのでちょっと気になる。
- 車に例えるとF1みたいなレースカー。特定の目的にしか使えないが乗れば万能感に浸れる。
2.普段がけ用(中距離から手元まで)
- 3ヶ月前に作った中近兼用で、掛けている時間は一番長い。外すのは、パソコン作業と寝るときぐらい。
- 街歩きから読書まで可能だが、本当の遠くは見づらいし、手元も少々辛い。でも便利だから重宝している。
- 車に例えるとカローラ。中途半端と言えば言えるが何にでも使えて便利。<
3.パソコン、読書用(乱視の矯正のみ)
- 2ヶ月前に作った。PCディスプレイに向かう時間が長いことを考えてブルーライトカットのレンズにした。
- 近視の度は入れていないので、遠くは裸眼と変わらない。パソコン作業と落ち着いて本を読むとき専用だ。
- フレームがかっこいい(?)ので普段掛けしたいところだが、コーティングで青く光るレンズが虫みたいだから止めている。
- 車に例えるとユニック車(古河ユニック(株))。一応公道は走れるが、必要とされる場面でこそ最も活躍する。
最近の眼鏡屋さんは、老舗高級店とJINSやZoffなどのコンビニっぽいお店に二極化していますね。筆者は、ここ10年単位でコンビニっぽい眼鏡屋さんばかり利用しています。
良し悪しについては諸説あるようですが、個人的にはフレームやレンズに品質の差は感じないし、技術面もお店を選べば特に支障はありません。
それより何より、年のせいで度の違う複数のメガネが必要になった身には、高くても1本約2諭吉まで、合わなければ一年間はレンズ交換無料(1回までだったか?)みたいな安くて速いサービスはありがたいです。
軽くメガネの話でした。