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「仁丹」という日本の叡智について

最近、”森下製薬”の仁丹を常用するようになりましてね。

 お若い方は「仁丹」と聞いてもピンと来ないかと思い、あえて企業名を冠してみましたが、・・・フム、ナニナニ、なおピンとこない?

 そんなアナタ、どうぞこちらへお進みください。そして、当サイトに戻るのをお忘れなく(汗)。
⇒ 銀粒仁丹ストーリーhttp://www.jintan.co.jp/special/history/

・・・オホン、
 にわかに常用しはじめた原因は、直接的にはココロ社さんのブログ記事の影響ですが、もともと非タバコ人間の筆者は、以前からミントタブレットを愛用していたので、その積み重ねが深層心理のどこかで身体への影響などを危惧していたのかもしれません。

⇒ ココロ社「やめられないエターナル合法ドラッグ、その名は仁丹」
http://kokorosha.hatenablog.com/entry/2016/05/11/205926

 森下仁丹に切り替えてみると、そもそも16種類の生薬成分からなる医薬部外品が身体に悪かろうはずはなく、スースー度は充分ミントタブレットの代用になるし、意識の覚醒具合(要するに眠気覚し!)も、むしろ上を行くのではないかと。

 なので、思い切ってドラッグストアで3,250粒入りの大瓶(税込1,620円)を買っちゃうようなハマり具合なのです。

 さて、そんな筆者は、銀粒の仁丹を口に入れると、なぜかこんなイメージが頭を過ぎります。

  1. 年寄り
  2. 電車で遠出
  3. タンス

何なんでしょうね、これ。

 推測するに、私が物心つく昭和30年代における仁丹は、(1)おおむね大人限定のアイテムで、それも外出時に服用されることが多かったことから、(2)あの独特の香りは電車内でよく感じられ、そして外出といえば、(3)タンスから引っ張り出した樟脳の香り漂うヨソイキ(もはや死語か?)が付き物だった・・・。

かなりこじ付けっぽいですが、そんなところではないかな〜と。(汗)。

 ちなみに、現在の銀粒仁丹は昭和4年(1929)に、初代の赤粒仁丹は更に遡って明治38年(1905)に発売されていますから、何と1世紀以上に亘って同じ商品名で流通しているわけで、これは実に凄いことだと思うのです。

 爽やかな香りで眠気を払うばかりか、乗物酔い、二日酔いにまで効能を表し、しかも効き目は極めて穏やかな口中清涼剤「仁丹」。

ウム、日本の叡智ですな。

では、本日の締めとして一句。
「銀粒を 含みて一息 腕まくり」

お粗末でした。

hideandseek

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