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カテゴリー「食べ物」の記事一覧

焼き鳥の思い出(1)」の続きです。

その「福助湯」が風呂釜の改修工事で1箇月ほど休業したことがありましてね。仕方がないので徒歩で10分くらいの「小沼湯」に通いました。その風呂屋に行く途中のちょっとした空き地に焼き鳥屋が店を出してたんですよ。小さな屋台の前に椅子を並べて客側をシートで覆い、炭火で鳥串を焼き、夕方になるとカーバイドのランプを灯して酒を出すような、昔ながらの屋台でした。

風呂上りにその屋台のそばを通ると、肉の焼ける匂いと酒飲みの匂いがしましてね。

当時、決して裕福とはいえない下町の建具職人の家庭では、焼いた肉なんてめったに食べることはなく、また父は筋金入りの下戸だったので、小学生の私にはそれが何の匂いなのか、シートの中でザワザワと何が行われているのかはまったく分かりませんでした。

父に1本買ってもらったとき、
「あそこでなにしてんの?」
「焼き鳥屋だ」
「焼き鳥って?」
「食べてみるか」
そんな会話があったことでしょう。

初めて食べた一串の焼き鳥のおいしかったこと。

頬張ると耳の下が痛くなりるような肉の旨み。それによく合う甘辛いタレ。湯上りで味覚が鋭かったのかもしれません。ひょっとするとわけの分からない臓物だったかもしれません。世の中にこんなに旨いものがあったとは・・・。家まで10分の道のりで、肉片を飲み込んでしまうのが惜しくて惜しくて。子供心に感じたあの味覚は、今でも覚えています。

チラと垣間見たシートの中の男たちの光景も鮮烈でした。

初めて見る赤っ面の酔っ払い。ポマードとタバコと酒臭さの混じった大人の匂い。へ~、酒ってガラスのコップで飲むんだ。あ、唐辛子の缶が置いてある。なんであんな旨いものにわざわざ辛い粉をかけて食べるのだろう、と子供心に思いました。

しかし今となっては、そのすべてが理解できます。謎がいつの間にか謎ではなくなっていました。でも焼き鳥と銭湯は、私の中では永遠にワンセットなのです。

焼き鳥はタレに限る(塩じゃ食えない)!
そして唐辛子をかけてかぶりつくこと(串から外しちゃいけない)!

・・・ということで、焼き鳥の思い出でした。

近頃、ちょっとハマっているお菓子がありましてね。
それは、不二家の「カントリーマアム

職場と自宅の両方にストックして、何かのおりに食べているのですよ。メーカーによるキャッチコピーは「外はサックリ、中はしっとり」。私的には「ぬれ煎餅」があるなら「ぬれクッキー」があってもいいじゃないか、と付け加えたい。飲み物なしで食べられるのが二重丸です。

今までに食べたのは「バニラ」と「金ゴマ」だけなので、たくさんのバリエーションから「宇治金時」や「つぶつぶ苺」は試してみたいですね。「神戸プリン風味」も関西限定というところがチャレンジングでそそられます。「味噌キャラメル」は、怖いもの見たさというところでしょうか。

疲れたときの、お茶と甘いもの。非喫煙者だって気分転換ツールは必要なのさ(笑)。

酒肴の王道、焼き鳥について少々思い出を語りたいと思います。

心の中でなぜか焼き鳥と銭湯が結びついていましてね。こどもの頃は,自宅に風呂がなかったので近所の銭湯に通っていました。

私の出身地,東京の下町荒川区では当時,内風呂のある家は珍しくて,その代わり近所には銭湯が何軒もありました。一番近い銭湯は,家の玄関から徒歩10秒の「福助湯」。屋根の高い建物はとても風格があり,もちろん入り口には番台,洗い場にはペンキ絵、脱衣場には火照った身体を冷ます坪庭のある典型的な昔ながらの銭湯でした。

昭和30年代。こども同士の会話では「銭湯」とは言わず「フロヤ(風呂屋)」と言っていました。脱衣入れには籐で編んだ篭が使われていましたから時代を感じます。

番台でお金を払って脱衣場に進むと,おばちゃんが「らっしゃ~い」とピカピカに磨かれた木の床に、脱衣篭をカーリングよろしく滑らせて寄越し,その中に脱いだものを畳みもせずに放り込んで,前も隠さず(失礼!)勢いよく洗い場に向かったものでした。

当時は洗い場の桶がすべて木製で,新しいのが補充されると洗い場にさわやかな木の香りがしましてね。思い返せば味のある良い時代でした。

そんな時代から無情にも時は流れ,篭と木桶は、いつの間にか鍵付きロッカーとケロリン桶に変わり,そして更に時は経ち,平成の時代に入って客足の遠のいた「福助湯」は廃業し取り壊され,その場所につまらないデーハーなマンションが建ちましたとさ。

あれ,焼く鳥の話を書くつもりだったのが,違う話になっちゃった。続きは次回ということで。

焼き鳥の思い出(2)」へ進む

最近、「!」と思った食べ物を紹介します。それは、
はっさく大福」!!!

何それ?と思ったあなた。まぁ、聞いてください。

説明は「いちご大福の中身を八朔に置き換えたもの」とワンフレーズで終るのだけど、食べてみると大福の皮と白餡が、中に包まれた八朔のほろ苦い甘さととても良くマッチして、実においしいのですよ。組み合わせの妙とでも言いましょうか。

八朔好きの私に「これ、食べてみてください」と勧めてくれた職場のマッチョマンM氏曰く、「はっさく大福」は、広島県は因島(いんのしま)の定番みやげで、東京では新宿南口にあるアンテナショップ「広島ゆめてらす」で運がよければ買える。隠れた人気スイーツは、入荷と共に売り切れてしまうのだそうです。

興味の湧いた方、よろしかったらお試しあれ。本音を言えば、騙されたと思って是非食べてみてください。

伊予柑がおいしい季節ですね。

4個一袋が200円弱で買えるので、このところ、お土産代わりにぶら提げて帰ることが多いです。年間通して、自ら家に買って帰る果物なんて他にはないので、ひょっとすると一番好きな果物かもしれません。

伊予柑の良いところは、

  1. 外皮が指だけできれいに剥ける(これ、肝心)。
  2. 香りが良い(柑橘類には共通して言えるが、特に良い)。
  3. 房が適当な大きさ(丁度良い一口大)。
  4. 房の薄皮がきれいに剥ける(これもまた肝心なポイント)。
  5. 水気たっぷり(食べる時には、ティッシュが欠かせません)。
  6. 甘い(たまりませんな)。

因みに伊予柑は、その名の如く愛媛県産が84%のシェアを占めているそうな。

もうひとつ因みに、八朔(はっさく)も大好きです。

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