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平和公園近くのNetz店でトヨタのiQを見てきました。

 今日の夕方,自転車でギター部の練習に行く途中,Netz店の前をギターバッグを背負って通りかかって,たまたまiQに目が行った時に営業の女性と目が合ってしまい,時間が無いにもかかわらず自転車を止めて,店の中へフラフラと入ってしまいました。ハスキーボイスのYさんから名刺とカタログをもらっちゃったよ。

 全長は3mを切る2,985mm,車両重量が890kgにもかかわらず,全幅は5ナンバー枠の限界に近い1,680mm。正面から見ると,何だ?と思うくらい迫力があります。だけど,やはり全体的なフォルムは「チョロQ」そのもの。乗車定員は4名でも実質的には3.5人乗りで,リアの荷物スペースは,当然,無いに等しい。でも,前席に座って前を見ている限りは普通乗用車ですな。

 自転車からの買い替え分野は軽自動車に任せて,iQはその次を狙ったのでしょう。小さな車が欲しいけど,軽のサイズ,安っぽさ,貧乏臭さでは満足できない人に,訴えるものがあると思います。

 Yさん曰く「車が売れないって言っちゃダメ,って上の人から言われてんですヨ~」。確かに車の販売不振はひどいようですね。金融危機,ガソリンの高騰(少し収まっているようだが),円高,若者の車離れ。冬の時代が続くからこそ,野次馬的車好きには楽しみな時期ではあります。

iQ,個人的には好きです。惜しいのは,車体色の地味さ。メタリックでなくソリッドなオレンジ,黄緑,黄色などがおもしろいでしょう。それと,せっかくのデザインなのだから,少々の遊び心は欲しい。例えばこんなの。「パンダ・アレッシィ

いずれも私が住んだことのある街を走っている高架電車です。
【左】BTSスカイトレイン(バンコク市内,23km,24駅,1999.12開業)
【中】アストラムライン(広島市内,18.4km,21駅,1994.8開業)
【右】日暮里・舎人ライナー(都内荒川区~足立区,9.7km,13駅,2008.3開業)

BTSは鉄道,アストラムと舎人ライナーはゴムタイヤで走行。BTSとアストラムは運転手付き,舎人ライナーは「ゆりかもめ」のように無人運転,とそれぞれに特徴がありますが,いずれも運転間隔が短く,すべて各駅停車,バリアフリー化(BTSはダメ)されていて,とても便利な乗り物です。

BTSの車体は,ドイツのメルセデス・ベンツとシーメンス社が共同開発。タイ国旗に因んだ赤・青・白でセンス良くデザインされ,とてもお洒落です。アストラムは,○をモチーフにしたシンボルマークと,暖色系のクロームイエローで平和都市広島を表現。そして,どちらもバンコク,広島という世界的な大都市の中心部を貫いて走っています。

対する舎人ライナーは,アルミの弁当箱をイメージした車体に,東京都のマークであるイチョウが無造作にあしらわれています。車窓からは日暮里,尾久,熊野前,西新井,舎人といった,都内でも超マイナーな街並みが望め,マンションのベランダには満艦飾の洗濯物,足立区に入れば荒れた畑の砂ぼこりが窓から舞い込み,とても目が開けていられません。

何かおかしい・・・

舎人ライナーを賞賛しようと思って書き始めたのに,ダサい車体デザインと地味な沿線エリアばかりに意識が集中してしまう。3月の開業以来,とても便利に使っているのだからもっと褒めなくては。

ありがとう,舎人ライナー。そうさ,ダサさと地味さが君の特徴なのだよ(全然褒め言葉になっていない)。

あのシロッコに新型が出(て)ました。

■こちらが1974年の旧型

■2008年3月に発表された新型。時代を超えてカッコええっす。 

それはさて置き,気付くの遅すぎですな。

DER NEUE SCIROCCO(大きな音が出るし,重いし・・・)

先日,軽自動車のデザインについて書きましたので,その勢いで今日は普通車,特にセダンについて。

国産車の現行セダンで一番美しいと思うのはホンダのシビックでありまして,プジョー407に匹敵するグッドデザインだと思うのです。

ホンダは元々,車高を低く,横に平べったい形に持っていきがちなメーカーので,居住性の悪さなどで評論家には酷評されることが多いわけですが,今期のシビック(セダンのみ!)は何の迷いも無く極端な方に持って行っています。即ちフロントウィンドを寝かせて,そのままのラインで滑らかに屋根を描き,リアウィンドウまで繋げる流れるようなデザイン。あくまで全高は低く抑えています。いや,そう見えるように造っています。とにかくカッコエェ。

ところが,このシビック。ホンダの他のセダン同様,あまり売れていないと見えて,街中で見かけることはほとんどありません。ハイブリッドをラインナップに加えているものの,トヨタ・プリウスのようなエコカーのイメージは無く,そうかと言って,スポーティやファミリーやリッチなイメージでもなく,限りなく中途半端に終わっているからでしょうか。それとも唯一の欠点,安っぽいフロントマスクだからでしょうか。

でも,売れなくてもいい。車は美しくあればそれで良し。
毎朝,通勤途上で目にする,隣の会社の駐車場に停めてある白いシビックを見て,そんなことを思う昨今であります。

(前回の続きです。)

【デザイン的に破綻している軽自動車】

1 ゼスト()<ホンダ>
窓が小さくて腰高。末広がり形状がおもちゃっぽい。
2 セルボ<スズキ>
何故かねじれた様に見える。グッドデザイン賞って何?
3 パレット<スズキ>
タイヤに比べてボディーが大きすぎ。フランケンシュタインが連想される。
4 MRワゴン<スズキ>
ウナギっぽい。センスなし。おっと,これにもGマーク(汗)

あくまで外観,見た目だけの判断で,何の根拠もありません。あ,いや,根拠は私の直感。

あらためて各メーカーの車を見てみると,ダイハツは全体にまとまりが良い車種が多いです。
変なデザインの車種が多いのはスズキ。スイフトを造っているメーカーにしてはあるまじき手抜きぞよ。
あとは・・・,忘れていましたが富士重工も軽自動車を造っていたんですね。その昔のスバル360をモチーフにしたであろうR1R2は勘弁して欲しいけど,ステラは真っ当なデザインなのでベストに入れても良いです。

さて,軽自動車。
前回書いたように,寸法や排気量の制約がありますから,モデルチェンジは普通車のように車体サイズを大きくするとか,トランクルームをくっ付けてセダンを造るとか,応用が利かないのは分かります。分かりますが,するに事欠きあまりに奇抜なデザイン,美しくないデザインはいかがなものかと。

軽自動車のデザイナーにチョロQを作らせたら,いい仕事するかもしれませんね(笑)

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