緑内障治療のため50年ぶりの入院、手術へ_2/2

 前回は、10月末に緑内障治療のために受ける眼科手術とそれに伴う入院について、主治医の瞳先生の説明を書き留めるつもりが前振りだけで終わってしまいました。

なので、今日はさっそく本題。

以下、手術や入院について瞳先生から受けた説明を要約してみます。

  1. 手術名は「線維柱帯切除術」。眼圧を低く安定させ視神経萎縮の進行を遅らせることを目的とする。
  2. 具体的には、房水(眼球を満たす液体)の排出をスムーズにするための新ルートを眼球に設ける外科的手術。
  3. 手術時間は、正味60分程度。執刀は瞳先生&院長先生。今回は右目のみ。
  4. 部分麻酔なので意識はある。眼球自体にメスを入れ縫合も行うので、そこそこ痛みを感じるかもしれない。
  5. 施術後の目標眼圧は8~12mmHg(現在値は13~16位)。下がり過ぎても眼球にシワが寄るなど悪影響が出る。
  6. 術後、数値の塩梅を見ながら、房水の排出量調整のため準手術的な処置を入院中に繰り返すことがある。
  7. 手術で設ける房水の新ルートとは、いわば切り傷のようなものなので、癒着して塞がらないよう抗がん剤で術中、術後のケアを行う(細胞増殖の抑制効果を応用)。
  8. 本手術には以下のリスクが伴う。
    • 麻酔によるアレルギーショック
    • 手術中の大量出血
    • 術後の感染症、視力低下、眼圧の再上昇
  9. 入院期間は経過観察を含め約2週間。上記5~8の様子によっては±5日程度前後することもある。
  10. 今回の右目で施術の効果と合併症などを確認した後、しばらく間をおいて左目の実施も検討。

 

 ちなみに現時点での筆者の視野の欠け具合は、街で正面方向から歩いてくる人の足元を見ていると上半身が無い人に見えたり、鏡で自分の口元を見ると目の無い顔に見えたりしてちょっと不気味、という程度(汗)。日常生活的に支障は感じません。もっとも車の運転は、しない方が吉とは言われていますが。

 しかし改めて整理してみると、結構難しい手術を受けるのだな~、医療技術ってすごいな~、痛いのだけは勘弁して欲しいな~と思いました。そして正直なところ少し緊張し始めています。

 特に4に関して「一年前に受けたレーザー治療の痛みと比べてどんな感じですか?」と念のため聞いてみると、それまで冷静だった瞳先生の目が急に泳ぎ始め、「人にもよりますし、そもそも痛みというのは感じ方次第なのでムニャムニャ・・・」と語尾が濁りだしたので、(あ~、聞くんじゃナカッタ)と。

 

まとめです。
 先生の話には、過去に受けたレーザー治療をLowリスク・Lowリターンとすれば、今回の手術はHighリスク・Highリターンであるとの申し添えがありました。だからという訳ではありませんが、ここはひとつ先生方と病院を信頼して踏ん張るしかないと思っています。
 何と言っても、棺桶の蓋が閉まるまで家族はもちろん、他人様に迷惑をかけたり白い杖の世話になったりしたくはありませんからね。

 それと、緑内障には今のところ進行を抑制する防戦一方の治療しかないようですが、医療技術の進歩とともに欠けた視野を復活させる目薬や治療法がいつの日か必ずや登場することでしょう。個人的には再生医療方面の研究に期待しています。
世界初、iPS細胞から視神経細胞作製|国立成育医療センター

 

蛇足です。
 2週間の入院という貴重な休養期間を如何に普通に、そして楽しく過ごすかも考えています。感染症に気を付けて目を酷使しない限りは特に制限はないとのことなので、持ち込む本を集め始めたり、老眼が進んでiPad miniでは辛くなってきたのでこの際 Pro10.5 に買い替えちゃおうかな~、などと思ったりして・・・。

結局そこかよ!
はい、家人Bに呆れられております(笑)。

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