ギターは爪が命

緑GCのコンサートを今月末に控え,右手の爪が気になって来ました。
28日(土)の本番まで,なんとか良い状態をキープしたいのですが,爪は,ギターを弾けば弾くほど,磨り減ってきます。

考えてみると要因は,4つに整理されるようです。

まず,致命的なのは,爪が薄くて柔らかいという遺伝的素因。
カルシウム剤に淡い期待を持ち,継続的に服用した時期もありましたが,爪が硬くなるとか,厚くなるような効果は出ませんでした。そういえば,爪を硬いものにトントン打ちつけて刺激を与えると,伸びが速くなる,な~んていう噂を信じていたこともありましたどね・・・。

2番目は,ギター合奏の特性。
弾弦時において,爪にはアルアイレよりアポヤンド奏法の方が摩擦力が大きく働きます。特に低音弦(4,5,6弦)は巻弦で,高音弦に比べ見かけ上の表面粗度が高い(粗い)ために,爪への負荷が大きくなります。ギター合奏では,アポヤンド奏法を多用しがちで,かつ低音弦を人差し指(i),中指(m)のアポヤンドで弾くパッセージもたくさん出てきます。

3番目は,呪い。
私の生体メモリーに刷り込まれている「ギターは元来,音が小さい楽器。故にデカイ音で弾かねばならない!」という呪縛。これは,学生時代の部活で先輩から打ち込まれた「呪い」のようなものなので,どうしようもありません。皆さんも,このような「呪い」の一つや二つ,お持ちですよね(?)。

そしてこれが一番大きな要因かもしれない。
それは,練習のサイクルが2週に1回から毎週1回になったこと。磨り減った分が1週間では伸びてこないのだ!

私が今,担当している3rdパートは,リズムキーピング,ベースライン的な役割が多いので,比較的,imを酷使することは少ないのだけど,それでもメロディーラインを3rdが担当する曲があったり(コーヒールンバ),ほとんどの部分をimのアポヤンドで弾かざるを得ない曲(フーガ,カノン)があって,分かっちゃいても練習が乗ってくると,imのアポヤンドで思いっきり弾いていたりします。

コンサート本番まであと3週間。瞬間接着剤を駆使して補強しながら,騙し騙しやるしかないですね~。

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