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2009年5月の記事一覧

日々流転的備忘録

 天気が気になる時期ですね。空の話でもしましょうか。

 道を歩いている時に,空から航空機の爆音が聞こえることがありますね。そんな時,私は条件反射のように上を見上げて,機影を探してしまいます。今時,飛行機やヘリコプターが珍しいわけはないし,航空マニアでもないのに何故なんでしょう。

 これは思うに,子供のころのトラウマなのだと思います。

 私が育った昭和30年代には「ビラまき飛行機」が,よく飛んできました。軽飛行機で街の上空を飛びながら,宣伝ビラを大量にばら撒くという,原始的で大らかな宣伝方法。現代では,費用対効果や環境問題から,もっと単純にゴミの不法投棄などと見なされ,絶対に有り得ない広報システムです。

 でも,当時の純朴な少年少女たちにとっては,何と夢のあるエンタテイメントだったことか。

 「ビラまき飛行機」を心待ちにしている子供達は,爆音を聞きつけて見上げた空に,軽飛行機の機影と,その後方にキラキラ輝く紙片の帯を見つけた時には,空を見上げながら,鼻息荒く自転車で近所を走り回ったものでした。前なんか見ちゃいません。

 残念ながら私は,ビラを拾ったことはありませんでした。落下地点を見定めるには,あまりも大きなハンデ。住宅密集地。

 一度だけ姉が,どこかでそれらしいビラを拾ってきたことがありましてね。確か,わら半紙にガリ版刷りで印刷された,簡素な広告だったような気がします。不思議とガッカリした記憶が無いのは,別世界からのメッセージに見えたからかもしれません。

 飛行機の爆音に,別のイメージを持っている人もいるでしょう。平和な時代に生まれ育って良かった。感謝しながら次世代につないで行かなくちゃいけませんね。

 今,使っているカメラは,CANONのG9とPENTAXのK-mの2台。コンパクトデジカメとデジタル一眼の違いはあるけれど,それぞれ,とても良く出来たカメラだと思っています。

 最近,ここにアップしている写真には,カメラの機種を書き込んでいるので,比べて見ていただくと,画像の違いが分かるかもしれません。

 昨夜は,仕事帰りに代官山を徘徊してみました。

 山手通りにはポルシェやフェラーリなどの高級外車が路駐し,路地の奥にまで服飾のお洒落なお店が並び,初老のオッサンが最も浮いてしまう街だけど,そこを押して散歩すれば,束の間,非現実的な気分が味わえます。

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 花を撮るのも楽しいけど,こういう訳が分からない写真を撮るのが,また楽しいんですよね。傍から見れば,限りなく怪しい人物ですけど(^_^;)。

 本日は,溜まった仕事を片付けに職場へ。たとえ1割程度の進展でも精神衛生上,好ましいこともあります。ワーカホリックと呼んで下さい...。

 帰りがけ。

 雨が上がった夕方に,ちょいと日比谷公園まで足を延ばしました。昨日行った旧古河庭園に負けず劣らず,バラがきれいに咲いていて,むしろ種類も本数も多いくらい。雨滴に輝いて,更にきれいでした。(今日は,名前入り!)

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【左】友禅(ユウゼン),【右】プリンセス・ドゥ・モナコ

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【左】ピンク・パンサー,【右】同左

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【左】マヒナ'81,【右】花房(ハナブサ)

 撮影の対象が,花専門のミツバチ野郎!...って,人のことが言えなくなって来ました(笑)。

 この頃,妙に朝早く起きるようになったのは,朝一番でシャワーを浴びるようになったためで,別に歳をとって早く目が覚めてしまうからではありません。本当は,一分でも寝ていたいんですよ。

 突然ですが,「体感時間」という概念がありますね。

 歳をとるにしたがって,時間の経過を速く感じるという,あれです。説明としては,1歳児の感じる1年は,今まで生きてきた人生全ての時間と同じだけど,50歳の人の感じる1年は,今までの人生の1/50でしかない。従って歳をとるにつれ,1年を速く感じるようになるという,分かったような,待て待てと言いたいような理屈。

 この説,私は割と信じています。なぜって,最近,時間が惜しくて,休日は特に早く起きてしまうので(汗)。

 大学生の家人C,Dにとっては,体感時間は,まだまだゆっくりと過ぎているらしく,家にいる時は,起きている顔を見ることのほうが少ないくらいよく寝ています。Cに至っては,休みの日には起こさなければ,昼近くまで寝ています。若さですね~。私なんぞ,身体が痛くなってしまうのでとても無理。

 寿命を80歳とした場合,53歳の私は,体感上,人生の9割がたは終ってしまっているのだ。ガーン! そんな計算が出来るサイトがありました。

大谷・中村理論」(一番下に計算窓があります。)

 という訳で,家人たちがボ~ッとしている午前中から出かけた旧古河庭園。最近はバラで有名ですが,昔はキーハンターのアジトでした(って解るかな~)。

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 先週末は,母方の親戚が集まる会が,埼玉県の秩父であり,「金は出すから連れてけ!」と言う老母の手を引いて,三峰神社まで一緒に行ってきました。

 親戚が一堂に会する機会といえば,多くの場合,結婚式か仏事と相場が決まっているけれど,今回は純粋に親交を深めるという趣旨。簡単に言えば,集まって,風呂に入って,宴会するという明快にしてお気楽な内容で,それでも総勢38人の大宴会に圧倒されて帰ってきました。

 その親戚筋の多くは,発祥が奥秩父だけに,現在も埼玉県西部から中部に掛けて散らばっていて,東京に住んでいる私としては,どうしても疎遠になっているわけです。顔と名前が一致するのは,普段,細々と付き合いのある従兄弟レベルの10人くらいで,あとは全く「知らない人たち」。母も,恐らく宴会場に集まっていた人たちも同じようなものだったらしく,さすがに幹事を務めた従兄が,全員に自己紹介の機会を設けていました。

 一族単位での自己紹介は,酒の席ということもあって,ギャグが滑りまくるおっさんがいたり,自分の半生を語り始める人がいたりして,それはそれでユルくて楽しいものでした。

 ビックリしたのは,お開き近くになって誰からともなく,地元の「秩父音頭」を踊ろう!と声がかかった時のこと。

 条件反射のように踊りの輪ができ,結構広い宴会場が,即座にダンスフロアと化しました。舞台からカラオケに合わせて音頭とりをした叔父と,カメラマン役の2~3人が輪に入らなかっただけで,さっきまで好き勝手に飲んで騒いでいた人たちが,一瞬にして一糸乱れぬ「連」となり,傍観者的には「スリラーin秩父」状態。

 そんなアイデンティティーを持つ人たちの集まりとは露知らず,アングリと口を開けて見ていただけの私でしたが,ちょっとだけ疎外感と羨望を感じたローカル色豊かな宴会でありました。

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