祈りの旅路


今日は久しぶりに終日雨。昼過ぎまで職場で仕事をして,終わってから広島県立美術館で開かれている特別展「平山郁夫 祈りの旅路」を見に行ってきました。

芸術家というと,よれよれのシャツにモジャモジャ頭,言語明瞭意味不明なコメントを連発する変な人,というステレオタイプなイメージを私は持っていますが,平山さんは正反対。

どう見てもちゃんと税金を納めている普通の社会人。スーツにワイシャツ,ネクタイがしっくり来る会社役員風に見えるのでそのギャップにも興味がありました。

仏教伝来をテーマとするストイック,かつ壮大な作品群をゆっくりと見て廻ると何故か欠伸が出て,途中何度も椅子に座って瞑想・・・,ではなく惰眠をむさぼるという失礼な鑑賞者でしたが,地方都市ならではの静かな美術館でとても良い休養をさせてもらいました。(失礼の上塗り!)

明日は雨が上がりそうなので,一応年末らしく大掃除デーにしようと思っています。
(と宣言しておけば少しはやる気が起きるでしょう。)

2件のコメント

  1. 落穂ひろい(17)最近のアート事情

    今日ほど美術館が一般大衆に親しまれた時代はかつてなかっただろう。詳細な統計的数

  2. ジャパン・アート・フェスティバルを知っていますか?

     ジャパン・アート・フェスティバルを知っていますか?   それは、1960年代半

国際芸術見本市(ジャパン・アート・フェスティバル)始末記 へ返信する コメントをキャンセル

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